半熟ドクターのジャズブログ

流浪のセッショントロンボニストが日々感じたこと

ジャズ

ヒゲとボインとギター

ワークライフバランス(Wikipedia)という言葉と同様に、ミュージックライフバランス、ということを考えてもいいと思う。 バランスを欠いている人が周りに多すぎる。 自戒もこめて。クールダウン。 * * * プロの場合はすべてのエネルギーを注力することが許…

ボーカルと私。

最近私はあちこちで歌い散らかしているわけです。はい。 実際のところ嫁には、あんたの歌どうなん?と聞かれますが(あ、嫁は私よりずっと歌がうまいのです。ドラムしながらのコーラスには定評がある)実際のところどうなん?と私も思う。まあ、ひどく音程は…

練習におけるPDCAサイクル

インプットとアウトプットの話を前回(http://jazz.g.hatena.ne.jp/hanjukudoctor/20130610)書いた。 ああいう書きかたをしたのは、要するに今の自分の行動に辟易していたからで、あれから1ヶ月あまり、新しい企画や前回やった企画のその2、というのをあ…

インプットとアウトプット

まずは去年の総括と目標を参照頂きたい。 >http://jazz.g.hatena.ne.jp/hanjukudoctor/20130108 ワンホーンでのバンドを作る。自分に責任のある形でライブをしなければならないなあ、と思うのです。トロンボーン一本という形で、どこまでお客さんに満足して…

バラードの難しさとポジションのはなし

去年の総括にも書きましたが、最近やっとバラードに取り組もうと思えるようになった。 なにしろバラードは難しい。 私は アドリブとテーマで言うと、アドリブの方が先になんとなく形になってはいたが、テーマを歌うというのが実に苦手な男だった。いまでもそ…

2012年の総括

去年も音楽には精をだしました。 ちなみに2011年のまとめはコチラ>http://jazz.g.hatena.ne.jp/hanjukudoctor/20120119 昨年に引き続き、県外のセッションにもぼちぼち顔を出しましたが、後半は頻度が落ちたように思います。地元においても、特に今年の後半…

ピアニカ事始

先日久しぶりに人前でピアニカを演奏しました。しかも、音楽にたいして興味がない人たちの前で、しかもピアニカ一本の独奏という、えらくハードルの高いミッションでした。おまけに寒風吹きすさぶ屋外で…いろいろな悪条件の重なった演奏でした。あ、写真は3…

コンディミ事始

今更ながら、コンディミをしこしことやっている。 ジャズのフレージングについては、たとえばオルタードがどうとか、コンディミがあるとか、そういう話はアドリブの勉強をしていた初学の段階でもちろんさらうわけですけれども、その後、コンディミに関しては…

”Sweet Memories”

すっかり寒くなりましたね。息抜きの話をします。 私はカラオケなどでは昭和歌謡を好んで歌うのですが (イマドキよくある、譜割りが複雑な歌を歌うと、思っていた以上に歌えなくて、我ながらがっかりします。頭の中がイマドキ仕様になっていないんですよ) …

Songbookの比較

コード・ブックを読み比べる。 コンボで演奏する際に、元になるのはテーマとコード進行だけが書かれた汎用の曲集で、"Songbook"とか"Fake book"とかいわれているコード・ブックです。 セッションなどに行く場合、持ちネタの蓄積としてこういう本を持っていく…

The peculiarity of Jazz Trombone

ジャズ「特有」の吹き方? 問い:いわゆる「Jazz tromboneの吹き方」というのはありますか? つまり、吹奏楽の吹き方とは違ったJazz独特の奏法というものを身につけるべきなのでしょうか? これは比較的難しい問題ですね。結論からいうと「違う」ともいえる…

レッスン、そしてセッション。

山口真文さん(6/19)、鈴木央紹さん(6/6)、浜崎航さん(6/30)そして、青柳誠さん、小池修さん、納浩一さん(7/1)。 一か月の間にこれだけの人達が来店するというのは、よく考えたらすごいことですよ。地方都市の福山で。 6/6日には鈴木央紹さん+アダム バーン…

ジャズトロンボーンって…

骨折してしまいました。一年に二度目で、全くツキがありまへん。交通事故で、肋骨を六本。 入院中です。 治ってもしばらく楽器は吹けないかなあ… というわけで本を濫読していました。 以前にも読んだことがある 村上春樹『アフターダーク』 アフターダーク …

楽器を購入したこと

私トロンボーンを中学一年に初めて、今年37ですから、かれこれ四半世紀吹いていることになります。 大方のアマチュアミュージシャンと同じく、25年吹こうが、10年くらいだろうが、うまさはさほど関係ないですけどね。例えば社会人としての成熟ぶりというのは…

セッションのこと

セッションにおいて、テーマを吹いて、Leading Soloを吹く場合に要求されるスキルと、サイドマン(私の場合は管楽器なので、管楽器の2番手・3番手)として参加する際に必要なスキルというのはまた違うような気がしている。 ところが短編小説はまずうまく書け…

トロンボーンでテーマを演奏する際にキーが高すぎたり低すぎたりして、ちょっとずらしたい曲。(プロの演奏に準じて)

Misty (スタンダードブックではEb→Bb:Frank Rosolino Last Recording) My Funny Valentine (スタンダードブック Cm→Fm:J.J.Johnson) Stella by Starlight (Bb→Eb:J.J.Johnson "positive proof") It could happen to you (Eb→C:Carl fontana & Jiggs) 確…

理論というか、ピアノというか。(S'wonderful)

最近 'S Woderfulがお気に入りである。 コード進行は以下の通り。(簡略化したものです) A |Eb |Eb |C7 |C7 | |Fm |Bb7 |Eb C7 |Fm Bb7 | A' |Eb |Eb |C7 |C7 | |Fm |Bb7 |Eb |Am7 D7 | B |G |E7 |Am7 |D7 | |Gm7 |C7 |Dm7 |G…

理論的な練習のこと(備忘録)

Non-Diatoicなリハモを丁寧に練習する。 単純なツーファイブで、(例えば Dm7 - G7 - C) Dm7 - Db7 - C (これは単純なSubstitute chord) Ebm7- Ab7 -Dm7- G7 - C (半音上からかぶさってくるパターン) での、Motivating Phraseを時在に繰り出せるようになる…

練習のこと

いやーご無沙汰。気が付くと半年経ちましたし、このはてなジャズグループって、僕しかいないんだよね。全くグループの意味ない。誰も住んでいない廃墟に住んでいる隠者のような気持ちでございます。 近況ですが、相変わらず、ピアニカもトロンボーンも吹いて…

Buddy rich orchestra ”Big Swing Face”

BIG SWING FACE アーティスト: BUDDY RICH 出版社/メーカー: EMI 発売日: 1996/11/02 メディア: CD 購入: 1人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (10件) を見る バディー・リッチは、オレオレ系ド派手ドラマー。その人のビッグバンドの録音。 サウンドとし…

ソニーロリンズ、引退を決意

http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050711-0011.html …… えっ!…… まだ、引退してなかったの………!? なんて、あはは、うそうそ。 70歳ちょい前くらいになってからのロリンズ、僕結構好きなんです。 ちょっと残念ですけど、お疲れ様でし…

緒言 このサイトをはじめるにあたって:

自己紹介: 私は草トロンボニストです。トロンボーンを始めたのは中学校の時。 大学では軽音と名の付いたジャズ研的なクラブに入りました。 ちょっとだけビッグバンドをした後、コンボとかやってました。今は本業は別にあります。 時々セッションに行ったり…