半熟ドクターのジャズブログ

流浪のセッショントロンボニストが日々感じたこと

練習について

練習と貯金 その2

練習と貯金 - 半熟ドクターのジャズブログ 練習と貯金 その2 - 半熟ドクターのジャズブログ ←(Now) 幸福とはなにか?不幸とは? おそらく幸福か不幸は、「お金」=技量の絶対量ではなく、収入と支出のバランスがどれだけ均衡しているかによるのではないか…

練習と貯金 その1

(この原稿も2006年初稿を書き直したものです) 練習と貯金 - 半熟ドクターのジャズブログ ←(Now) 練習と貯金 その2 - 半熟ドクターのジャズブログ 大学生の時、いわゆるジャズ研*1に所属していた。結果的に7年も在籍したせいで後輩や先輩の成長、失敗、…

「即興」の意味

(この記事も過去記事の再掲です。初出2006) 問: ジャズの人は「アドリブ」に対してすごく価値をおいていますけど、正直言ってよくわかりません。 最高級に完成されたソロがもしあれば、それはもういじりようがないはずです。毎回アドリブで、違ったソロを…

ジャズの理論とは

(この記事は過去記事の再掲です。2006年) 問い:ジャズのアドリブをするためには理論がどうのこうのとよく言います。だけど、本によって言ってることが全然違ったり、理論だけでは説明できないとか、理論を外れなければならないとか、はっきりいってわけわ…

アドリブの構成力と一発力

アドリブってどうやるの?という後輩からの問いに対して、今まで自分なりに自分の方法論を伝えたりした時期もありましたが、ここにきて、大きな要素を見落としていたことに気が付いた。 自分は昔コード感を出したメロディメイクがきわめて苦手だった。音感の…

楽器の技量と音楽の技量と

この前に書いたことと、一部似ているけれど。 そんなわけで、楽器の技量と演奏のパフォーマンスは必ずしも平行しない。 楽器がうまければ使用する引き出しも多く、サウンドをカラフルにすることはできるが、どうしてもおさえるべき部分は、ある種の覚悟のよ…

楽器のうまい下手、アマとプロの汽水域にいる話

ちょっと前にTwitterでも書いていましたが。 私は、昼間は普通の仕事をしているのですが、趣味としてジャズをやっております。 アマチュアのジャズミュージシャンの実力としては、どれくらいのポジションにあるか?というのは、なかなか難しいよなあと思いま…

ボーカルと私。

最近私はあちこちで歌い散らかしているわけです。はい。 実際のところ嫁には、あんたの歌どうなん?と聞かれますが(あ、嫁は私よりずっと歌がうまいのです。ドラムしながらのコーラスには定評がある)実際のところどうなん?と私も思う。まあ、ひどく音程は…

練習におけるPDCAサイクル

インプットとアウトプットの話を前回(http://jazz.g.hatena.ne.jp/hanjukudoctor/20130610)書いた。 ああいう書きかたをしたのは、要するに今の自分の行動に辟易していたからで、あれから1ヶ月あまり、新しい企画や前回やった企画のその2、というのをあ…

インプットとアウトプット

まずは去年の総括と目標を参照頂きたい。 >http://jazz.g.hatena.ne.jp/hanjukudoctor/20130108 ワンホーンでのバンドを作る。自分に責任のある形でライブをしなければならないなあ、と思うのです。トロンボーン一本という形で、どこまでお客さんに満足して…

緒言 このサイトをはじめるにあたって:

自己紹介: 私は草トロンボニストです。トロンボーンを始めたのは中学校の時。 大学では軽音と名の付いたジャズ研的なクラブに入りました。 ちょっとだけビッグバンドをした後、コンボとかやってました。今は本業は別にあります。 時々セッションに行ったり…