半熟ドクターのジャズブログ

流浪のセッショントロンボニストが日々感じたこと

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

セッションには行くべきなのか? その1

問:ジャムセッションにはどんどん参加した方がいいんでしょうか? 先生に習っているある人の話です。 ある先生は「コピーしてそれをセッションに吹きに行くのは意味がない。わかってない状態でセッションに行っても技術は向上しない」と、セッションに出て…

アドリブをするときに気をつけなければいけないこと

裏山。2019年。 どうやってアドリブを吹くのですか? もしくは、アドリブを演奏する際に気をつけることはなんでしょうか? めっちゃ身も蓋もない質問です。 気をつけることは多岐に渡り、その優先順位の付け方こそが、各人のアドリブの持ち味になっているよ…

ピッチの話 その3 場末での話

前回の続きです。 jazz-zammai.hatenablog.jp jazz-zammai.hatenablog.jp 場末の話 ともあれ、かような歴史的で偉大なバンドにおいて、ピッチは相対的で深遠なものではある*1。 しかしアマチュアが普段場末のセッションで演奏する場合は、そういう深遠な話以…

ピッチの話 その2―ロン・カーター。音程の多義性。

積丹半島だと思う。2006年くらい。前回の続きです。 jazz-zammai.hatenablog.jp マイルス・スマイルズ 話を個人のレベルに落とすが、ロンカーターである。 ロンカーター、昔の僕は、単に「ピッチ悪いやつだな」と思っていた。 びよんびよん曖昧なビートで曖…