半熟ドクターのジャズブログ

流浪のセッショントロンボニストが日々感じたこと

譜面

記譜について その3

島根の病院に赴任していた時の官舎の庭です。2000年撮影。 問い:私はトロンボーンなんですが、アドリブのコピーの時の記譜のコツ、ありますか? 楽譜を書く必要に迫られるのは次のような場合です。 レコード・テープ、CD/MDなどから耳に聴いたテーマやアド…

目次

これまでの記事のインデックスを作ってみました。 (一部重複しており、重複リンクはカッコで囲んでおきます) 一つ一つの記事がクソ重いので、タブレットかPCを推奨します。 緒言 このサイトをはじめるにあたって: - 半熟ドクターのジャズブログ(はじめに…

記譜について その2

問い:小節数が半端な曲のコピーはどういう風に書いたらいいんでしょうか? はい、結構微妙な問題ですね。 その1で私は「コピーの際の小節は4つ割にせよ」というアドバイスをしました*1 半端っぷりにもよるし、 楽譜を書く対象にもよる、 最終的にはケース…

記譜について:

問い:Jazz始めたんですけど、楽譜って自分で書くんですねぇ。びっくりしました。 何か注意事項ありますか? はい。コンボやセッションで「この曲やりたいでーす」ともってくる譜面は、メロディーとコードの書いてある、いわゆる「Leadsheet」と言われるもの…

ジャズが好きなのかなあ

気がつくと25年ばかりジャズをやっているわけです。セッションに行ったり、ライブやったり、たまにはビッグバンドをやったりなんですけれども、やればやるほど「ジャズ」という言葉に内包される音楽の境界というのはわからない。 どんな領域のことでもそうだ…

曲をこなせるようになる、というのはどういうことか考えてみた。

曲ができる、というのはどういうことだろうか。 ジャズマンは、スタンダードな曲は、曲名さえ提示されれば、すました顔をして弾きこなす、というイメージがある。もちろんそうでなくてはいけない。 だけど、テイクゼロですっとあわせて、乱れなく演奏を収束…

Songbookの比較

コード・ブックを読み比べる。 コンボで演奏する際に、元になるのはテーマとコード進行だけが書かれた汎用の曲集で、"Songbook"とか"Fake book"とかいわれているコード・ブックです。 セッションなどに行く場合、持ちネタの蓄積としてこういう本を持っていく…